大久保農園のトマトができるまで
土作り

トマトを育てるには健康な土が必要不可欠です。
病気があったり、栄養分が偏っていたりしたら健康ではありません。
土壌分析といって土の健康診断を行い、その結果をもとに栄養分の過不足を調整し、トマト作りに最適な土壌環境を作ります。
まずは土の病気にならないように消毒します。
消毒といっても農薬などは使用しません。太陽の力と微生物の力を借りて安全に消毒していきます。
消毒後、栽培ハウス内をトラクターで耕運していきます。
一緒に堆肥や米ぬかなどの有機物を散布し、ハウス内全体が均一になるように丁寧に耕運していきます。
凸凹やムラがないように丁寧に耕運することがポイントです。
その後、ハウス内がプールの様になるまで水を入れます。これを湛水といいます。表面だけでなく、地面の奥までしっかり水でいっぱいにするイメージです。そして仕上げに透明なビニールシートで地面をラップするように全体を覆いします。
この作業は7月上旬に行います。晴れた日にはハウス内は50度を超えます。ラップした地面の温度も上がり、その熱で悪い病気の原因になる細菌類を死滅させます。太陽の力は偉大です。
天気が悪い時でも大丈夫です。
土に混ぜ込んだ堆肥や米ぬかなどの有機物により、土の中の微生物などが一気に増殖します。ラップをして水浸しにしてあるので次第に酸欠状態になります。密閉された状況下で微生物を増殖させることにより、悪い病気をもたらす原因となる微生物を窒息させるのです。これを土壌還元消毒といいます。
この様な状態を約1か月続けることで安全で健康な土が作られるのです。 トマトを植えるまでの準備がとても大切です。
トマトを育てるには健康な土が必要不可欠です。
病気があったり、栄養分が偏っていたりしたら健康ではありません。
土壌分析といって土の健康診断を行い、その結果をもとに栄養分の過不足を調整し、トマト作りに最適な土壌環境を作ります。
まずは土の病気にならないように消毒します。
消毒といっても農薬などは使用しません。太陽の力と微生物の力を借りて安全に消毒していきます。
消毒後、栽培ハウス内をトラクターで耕運していきます。
一緒に堆肥や米ぬかなどの有機物を散布し、ハウス内全体が均一になるように丁寧に耕運していきます。
凸凹やムラがないように丁寧に耕運することがポイントです。
その後、ハウス内がプールの様になるまで水を入れます。これを湛水といいます。表面だけでなく、地面の奥までしっかり水でいっぱいにするイメージです。そして仕上げに透明なビニールシートで地面をラップするように全体を覆いします。
この作業は7月上旬に行います。晴れた日にはハウス内は50度を超えます。ラップした地面の温度も上がり、その熱で悪い病気の原因になる細菌類を死滅させます。太陽の力は偉大です。
天気が悪い時でも大丈夫です。
土に混ぜ込んだ堆肥や米ぬかなどの有機物により、土の中の微生物などが一気に増殖します。ラップをして水浸しにしてあるので次第に酸欠状態になります。密閉された状況下で微生物を増殖させることにより、悪い病気をもたらす原因となる微生物を窒息させるのです。これを土壌還元消毒といいます。
この様な状態を約1か月続けることで安全で健康な土が作られるのです。 トマトを植えるまでの準備がとても大切です。

トマト作りスタート
土の準備が終わったらいよいよ苗を植えます。これを定植といいます。


8月中旬に定植されたトマトは10月中旬から収穫がはじまります。暑い夏を乗り越えて、トマトが初めて収穫できるときは毎年感動します。
スタッフと喜びを分かち合います。
トマトの収穫が始まると6月下旬まで止まることはありません。トマトにお正月もゴールデンウィークも関係ありません。
ハウス内はコンピューター制御され、トマトに適した環境を作ります。トマトはぐんぐん成長しますので、私たちは日々収穫と選定などの管理作業を行います。
長期間の栽培になりますので、日々の管理作業がトマトの良し悪しを決めます。生産者の想いが形になって現れるということです。




大久保農園ではトマトの持つ力を最大限に引き出す栽培を行います。健全な環境に管理されたハウス内で成長したトマトは病気になりにくくなります。
病気になる原因が少ないからです。農薬の使用も必要最低限にできます。
病気の他にも害虫の被害もあります。
トマトに致命的な被害を及ぼす虫がいます。この虫のハウス内への侵入を防ぐために、網目の細かい防虫ネットを入口や窓のすべてに設置します。
しかし、それでも害虫は侵入し、トマトの被害が出ることもあります。
そこで私たちは「目には目を、歯には歯を」作戦を実行しています。
トマトの天敵の害虫はとても小さく、私たちには防ぎきれません。なので、トマトの天敵の天敵をハウス内で飼育することを決めました。
ややこしい話ですが、トマトの天敵の天敵はトマトに被害を及ぼすことはありませんので、ハウス内にいても無害なのです。
以前は殺虫剤を使用していましたが、現在は農薬の使用回数を減らすことが可能となりました。私たちは当たり前に安全なトマトを作りたいと思っているからです。家族のためにつくるものと同じものをみなさんにお届けします。


このように作られたトマトは大きさごとに選別されて出荷されます。
この工程で傷がついてしまうと商品にならなくなってしまうので、手袋をし、細心の注意を払いながらの作業となります。
市場、スーパーなどに卸され、みなさんの食卓に並びます。



